震災から一ヶ月

震災から一ヶ月が経過しました。リビア情勢や統一地方選などの話題もありますが、TVでは未だトップニュースの扱いです。
秋田に住んでいる家族は、停電で困った程度らしいのですが、岩手や宮城に住んでいる友人の中には津波の被害にあった人間もいます。

僕個人は、特に被害は受けていませんが、東北人の血なのか、自衛隊や米軍による援助、そして世界中から届く義捐金のニュースなどを聞く度、胸が熱くなります。冗談抜きで、感謝しかありません。

とはいえ、宮城や岩手がこれからどのように復興していくのかを考えると、正直想像が出来ません。

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こちらの記事を読むと、少しずつではあるけれど、現地の経済も回り始めてきたようです。


東北の企業、再興模索 東日本大震災から1カ月(河北新報社)


ただ、悪化している東北の経済の中で、これらの企業だけで東北を賄える訳も無く、津波や原発の被害を受けている観光、農業や酪農といった産業も、どうやって回復したら良いのか。

世界中から、100億円の単位で義捐金が集まっています。でも、今回の震災復興費用は、約20兆円とも見積もられています。

色んな方が支援物資を送って下さったり、炊き出しを行ってくれています。でも、これからも、ずっと続いていく訳ではありません。

阪神大震災では、神戸が大きな被害を受けました。でも、神戸の隣には、大阪という巨大な経済圏がありました。
一方、東北は広い。隣同士手を携えようにも、手を伸ばす事すら難しいかもしれません。


悲観的になっても、何も解決する訳ではありません。でも、頑張ろうという言葉や気持ちでは、何とも出来ない状況が広がっています。
我々は、日本人は、一体どうしたら良いのでしょうか。。。