ブラッド・メルドーのライブアルバム、『Live』を聴いた

メルドーと言えば、今やジャズ界きってのピアニストだが

一通り聴いてみて、このアルバムの演奏は、あまり好きではないなーという印象


これはメルドーに限らない事だと思うけれど、北欧ジャズの特徴として

抑揚を抑えたプレイというのが挙げられると思う


確かに、やたらテクニックをひけらかすのはどうかと思うが

あまりに抑制的過ぎて、全てが八分音符で弾かれているように聴こえてしまう


あとは、左手のコンピングが、一定の音域に固まり過ぎているようで

これもまた、単調に聴こえる原因なのかなーと思ったり


音よりも思想に入ってしまった現代音楽は横に置いて

やはり、音楽はメロディ、ハーモニー、リズムの要素が重要だと思う

勿論、テクニックには何の異論もないのだから、もっと弾けた演奏を聴いてみたい


Live

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