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永作博美目当てで観た邦画ですが、昔を思いださせる映画だった
物語は、気球を挙げる事を目的としたサークル、「気球クラブ・うわの空」のリーダー、村上の事故から始まる
当時のメンバーは、何となく疎遠になっていたのだが、彼の事故、そして死をきっかけに、再度集合する
けれども、村上の恋人、美津子だけが姿を見せなかった
その事をネタに、主人公の北二郎を中心に話が巡っていく
映画の内容は、事故から三、四日の様子を切り取ったもので、特にドラマがある訳ではない
けれども、淡々と進むシーケンスの中で挿入される過去の回想シーンが、自分の心に強く突き刺さってきた
部屋で缶ビールを片手に叫び、ビルのテラスで気球の即席バーの中でも騒ぎまくる
そんな訳のわからない楽しさが、たった10年前の自分も持っていた
あの頃は、何がそうさせるのかよくわからなかったけれど、楽しく楽しくてしょうがなかった
でも、恥ずかしいから、オトナになったから、体力が無くなったからかはわからないけれど
今では、そんな事は出来ないだろうなー、なんて無意識に思ってしまう
そんな自分が、悔しかったり情けなかったりするのです
あと、この映画は、最後の永作博美の表情を観るための映画です!
そういえば、最後の表情といえば、最近リメイクされた『櫻の園』のオリジナルも、最後のシーンが印象的な映画だった
2008年度版のラストシーンも、あの表情なのだろうか。。。
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