著作権は誰のものか

著作権の保護期間延長問題、権利者側への反論相次ぐ――文化審

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070903/281069/


個人的な意見としては、保護期間を作者の死後30年間としたらどうかと思う
根拠は、例えば子供が生まれたと同時に作者が亡くなったとしても
30年経てば、子供も立派に成長しているだろうから
生活費の工面を見るという点からは、この程度で大丈夫ではないだろうか


自分が感動した作品に対しては、最大限の敬意と対価を払おうと思うが
その子供まで、同じ権利を有していくのは、疑問を感じる


こういう会議の記事を読んで思うのだが、著作権の保護期間について
最前線の人たちは、一体どのように考えているのだろうか

それこそ、宇多田ヒカルはどう思っているのか、ミスチルはどう思っているのか
是非聞いてみたいのだが、音楽業界の癌であるJASRACが存在する以上、不可能だろうなあ。。。

ただ、音楽業界の話になってしまうが、「Beautiful World」が世に出るまで、多くの人の手を経ている

歌っているヒッキーだけではなく、スタジオミュージシャン、ミキサー、ディレクター、プロデューサー

そして、EMIの社員さんやヤマトの配達員、店舗のバイトさん


絵画や書籍だけではなく、これからの新しい芸術に対して論じるときに

作者のみの視点で物事を見ていっても、片手落ちになるだけだと思う